セブの夜ふけに暇つぶし

セブでのお気楽な生活を独断と偏見に満ち溢れて綴っていきます

セブから日本へ苦難の道、シリーズ10

日本から戸籍抄本が届く間に、新しく発行されるパスポートにセブ入国時の証明を取得する為の手続き情報を得なければならない、先ずはマクタンのイミグレーション受付の白豚Mr.Wallyの所へ行き今迄の経過を説明した所、先ずは直近ではいつセブに入国したか質問されたが、Y爺「忘れた!」私「でも今年日本に帰ったと言ってだショ?」Y爺「ハイ、でもいつセブに入国したかは忘れました」Mr.Wally「搭乗券か航空券かクレームタッグか何でもいいから入国した日付を証明するものは持っていないのか?」Y爺「ハイ、全部盗まれました」私「大体でも良いからいつ頃日本に帰ったの?」Y爺「覚えてないです」


ダメだ此の爺は(泣)再び気を取り直し、私「日本に帰った際は日本はどんな季節でした?」Y爺「確か暖かかったです」私「それじゃ5月~6月ですか?」Y爺「恐らくそうだと思います」Mr.Wally「ビザの延長は何回してますか?」Y爺「一度、HさんとHさんの奥さんと一緒に、ここに来ました」私「それはいつ頃ですか?」Y爺「覚えてないです」仕方なく、Hさんへ電話しY爺のビザ延長にはいつ頃イミグレーションに来たか問い合わせたところ、7月下旬だったとの事、しかし何ヶ月間のビザ延長を申請したかまでは覚えて無いとの事である。
私とMr.Wallyの推測としては、6月下旬にセブに入国し7月下旬に最初の1か月の延長のみだったのではないかとの結論に達した、現在は10月下旬なのでオーバースティは確実と見た。
しかし、私としては具体的なセブ入国日を知りたかったのだが、Mr.Wallyは逆にその日が特定できなければ、更にオーバースティの可能性が大なのでマニラの本局に本人出頭する以外方法はないとの冷たい返答であった。
イミグレーションを後にし、私「もし、マニラに行くことになれば、お金が足りないので日本行は当分延期ですネ」Y爺曰く「月光さん、でも私は兎に角、一度日本に戻りたいのです」私「どうして?」Y爺「今回の盗難事件で精神的にクタクタに疲れたのでリフレッシュしてきたいのです」ン・・・・「その気持ち分からないでもないが、でも本当カナ~?」と疑問がフツフツと湧いてきました。

Y爺「それから、以前から友人だったバランガイの警察官に7千ペソ貸しました」
私「どうして貸したの? 今は一ペソも無駄にできない大事な時なのに」Y爺「イヤ、
盗難事件の時大変お世話になったし、彼のお父さんがガンの手術でお金が足りないと言われたのでついつい貸してしまいました」私「それで、いつ返してもらえるの?」Y爺「返済期限は過ぎてます」.....絶句!私「返済の保証は何かあるの?」Y爺「イヤ、彼は警察官ですから、それから、とても良い奴なので」ダメだ此の極楽トンボのエロボケ爺!


「P人に金は貸すのではなく、くれてやる覚悟が必要」とのセブ在住の日本人の間では古くから言われている格言がある、自分の現在置かれている立場を全く理解していない。(怒)

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