セブの夜ふけに暇つぶし

セブでのお気楽な生活を独断と偏見に満ち溢れて綴っていきます

セブ女子大生事情

8月4日、国内112校の国立、州立大学及び国立職業訓練校の授業料などを無償とする法案に大統領が署名した。
私のP人妻はカレッジに復学し今年の3月にめでたく卒業した、彼女は高校卒業後カレッジに入学したが妊娠してしまい相手の男は鉄板コースでシングルマザーとなり休学。
その間、仕事をしながらセブ市内の実家で娘を養育した、ワーキング・スチューデントをしてた訳でもないのに私立カレッジに復学 した。
私と彼女が知り合ったのは大学3年の時で約1年間の交際期間を経て結婚したのが彼女が大学4年生でした。
女房に何故大学に復学したのか理由を尋ねると、彼女は小さい頃から学校の先生に成るのが夢であった事と、「彼女の兄弟(6人)が皆大学に行っているのに自分だけが卒業できないのは不公平である」との事、彼女の両親は教育熱心では有りましたがそれ程裕福とは思えませんでしたので、妻の学費を捻出するのに苦労していた事は想像できますが、私は学費に関しては結婚後も一切援助はしませんでした。
しかしながら学費以外に係る雑費が結構な金額となりこれらは全て私が援助しておりましたが、最終学年の4年生になると格段に経費がかさむ事には驚かされました。


フィリピン人の人件費は安いのに、学費が収入とバランスが取れないほど高額になっている。特に私立学校ほど学費が高いのだが、こういう無理がかかっている割には就職時にフィリピンも学歴を重んじる。


女房の卒業した例を挙げると、1セム、2セムと1年の期間を分けて、学費を納め、
それに交通費・昼食、交際費、プロジェクトといい研究課題でいろいろと購入があり、
更にOJT、修学旅行や卒業式もある。
平均すると1か月、1万ペソでは足りないのではないかと思います。

収入に対して学費の支出が大きすぎるので、中退・休学する生徒が多い。本当の統計はわからないが、カレッジ入学時の50%くらいは中退してしまうのではなかろうか?
卒業まで漕ぎ着けるのは女子大生が殆どで特に美人の割合が多いのが此の国の特徴であります、何故かって?… ソリャー「私の様なエロボケ爺が多いに貢献してるに決まっているジャ~ア~リマセンカア~!」(笑)


では卒業して就職したら、最低賃金の450ペソで働いたとしよう。
高い学費を払ってカレッジ卒業しても、就職したら安給料だった
学校に掛かる費用が1か月1万ペソ以上で、就職したら月給1万ペソ?


なんともアンバランス、でもこれが普通みたい!


就職時にカレッジ卒業、ハイスクール卒業、カレッジ中退、カレッジレベルというのもある、カレッジレベルとは、卒業はしていないけど、それなりのスキルはあるという。
日本じゃ聞かない言葉、学費が掛かるのに給料が安いじゃ割に合わないが、学歴が無いとマトモな仕事に就けない、なんとも悲しいジレンマがある。


ところで写真の彼女、カレッジに通うことになったのは喜ばしいことだが
学費はいったいどこから出ているのだろう?
お母さんはMEPZで働き、お父さんはトライシカルの運転手で兄弟は5人、
生活費だって楽じゃないはずなのに、どうやって学費を払うのか不思議!?

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