セブの夜ふけに暇つぶし

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【没30年】全ての責任はこの田中角栄が背負う

田中角栄が「憲法9条」を盾にベトナム戦争への派兵要請を断っていた


ロッキード事件の背景に「アメリカの陰謀」があったかどうかはさておき、米国にとって“扱いづらい”存在だったことは間違いない。泥沼化するベトナム戦争への派兵要請を断った田中角栄元総理。その際、“盾”として使ったのは「憲法9条」だった――。
では現在の自民党はどうだろう
「角栄さんがいた時代とは大違いですね。当時の自民党には、“三角大福中”と言われたように実力者がたくさんいたため、国民には、誰かがつぶれても次の誰かが出てくる、という安心感がありました」
そう語るのは、政治評論家の小林吉弥氏。
「今、見渡しても先見性のある政治家がいないのも心配です。角栄さんは昭和40年代の初めから“日本の借金は1千億円を超えるだろう”と予想していました。今の時代に10年後20年後を見据えて、この国の財政状況がどうなるかを言える人はいません」
「角栄は、自民党の二階俊博幹事長など、1980年代に初当選した議員たちに次のように話していました。『戦争を体験した世代が政治の中心にいる時代は、平和について議論する必要すらない。いずれ戦争を知らない世代が、政治の中枢を占める時代が来るのが怖い』と……」
「角栄が、リアリズムを第一とした平和主義を貫く人物だったということは、あまり光が当てられてこなかった側面です」
 と、小田社長は語る。


「70年代に入り、アメリカから日本に対してベトナム戦争派兵への圧力が強まった時、総理だった角栄は『どんな要請があっても、日本は一兵卒たりとも戦場には派遣しない』と答えたと、当時の官僚から聞いたことがあります」
その官僚が“アメリカからの強い要請がある”と食い下がると、
「角栄は『そういう時には、憲法9条を使えばいい』と返したそうです。アメリカが日本に押し付けたと言われていた、憲法を逆手に取って、日本が派兵しない理由に使うというのは、リアリストの角栄らしい理論だと思います」
憲法9条を巡る知られざるエピソードは他にもある。
「総理になる前、ジョン・F・ケネディ大統領の実弟で司法長官を務めたロバート・ケネディから9条改正を持ち掛けられたことがあった。その時、角栄は『日本は憲法9条を国民に定着させて平和国家を目指そうとしている。それをアメリカが変えようとするなら、日本国民に一言断りがあってもいいのではないか』と答えたと言います」(同)
アメリカに対しても決して尻尾を振らず、毅然とした態度で臨む。さすがは田中角栄。


最近も米国に公式訪問した日本の首相が米国の国会で「米国と日本は運命共同体」等と演説し、シッカリ米国に尻尾を振りつつ大金をせしめられている。
日本は独立国家なのをお忘れか?太平洋戦争で故郷を守る為散って行った英霊にどう説明されるのか?

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