セブの夜ふけに暇つぶし

セブでのお気楽な生活を独断と偏見に満ち溢れて綴っていきます

ボラカイ島ロックダウン苦行記・その1

今回の主人公は、以前から私が親しくしている、友人Aさん(仮称)セブと日本を定期的に往復しております。Aさんは、フィリピン歴10年以上の大ベテランで、英語もソコソコ堪能で若いP~ナと酒とタバコが大好物な、典型的なOO爺さんであります。
3月14日、セブではロックダウンの情報が飛び交う中、周りの友人・知人が止めるのも聞かず、定番の”旅のお供”(若いP~ナ)を引き連れて、ボラカイ島のホワイトビーチを目指したのでありました。滞在予定は1週間。

ボラカイ島紹介:
ボラカイ島とは、フィリピン・ビサヤ諸島に属し、パナイ島の北西部に浮かぶ長さ約7kmの小さな島。近年は中国人・韓国人団体が大勢で押しかけるようになって、特に世界的にも美しいと称賛されていたビーチの汚染がひどくなり、遂にデュテルテ大統領が”ブチ切れて”2018年4月、環境整備のために島を閉鎖し、半年後の10月に美しい自然を取り戻して再スタートを果たしたボラカイ島。

地元バランガイや住民の必死の努力の甲斐あって再び美しいビーチをとりもどしました

なかなか日本人にはなじみの薄いボラカイ島ですが、過去には世界のベストビーチ10にも選ばれたことのあるほど実は知る人ぞ知る世界的にも有名な絶好のリゾート地なのです!とくに有名なのが島の西岸約4kmにわたって延びている「ホワイトビーチ」。
ホワイトビーチの白砂はキメが非常に細かく、はだしで歩いても全く痛みを感じずむしろ柔らかな砂をダイレクトに感じることができてとても気持ちいいぐらいです。
天気がいい時にはエメラルドグリーンとブルーのグランデ―ションの海が眼前に広がり、天国とはこういう所を言うのか・・・とため息がでるほどです。

ボラカイ島内には空港がありませんので、まずは空港のあるボラカイ島隣の島、「パナイ島」まで空路での移動となります。セブ島からボラカイ島へは下記の流れで移動(約3時間)。
セブ島・マクタン空港(飛行機)→パナイ島・カティクラン空港(車)→ パナイ島・港(ボート)→ボラカイ島・港(車)→ボラカイ島・宿泊先のホテル
そして、パナイ島からボラカイ島まではスピードボートを利用し、10分ほどでボラカイ島に到着します。

Aさんは、以前からボラカイ島は「お気に入り」で度々遊びに行っておりましたので、
勝手知ったるリーゾートアイランドでありました。
セブ空港に隣接するマリーナモールの向かい側に、最近オープンしたセントラルアイランドマクタンモールの地下駐車場に、マクタン島の自宅から乗って来た自家用車を停めて、空港へと勇躍向かったのでありました。

ロックダウンが近いとの噂が飛び交う中、ボラカイ島へと向かう乗客は平常時とあまり変わりませんでしたのでAさんも、内心ホット一息です。だいたいがロックダウンとはどんなものなのか、想像もつかなかったのが現実でありました。

定番の”旅のお供”の若いP~ナは、P人であれば誰もがあこがれる、初ボラカイ島という事もあって、はしゃぎながら自撮り写真を撮りまくっていたのであります。
                                  つづく

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