フィリピンを揺るがす中国人女スパイ 後編
ニューズウィーク日本版記事より
町長が実は中国人だった?...フィリピンを揺るがす「中国スパイ」疑惑の真相は
ただ、「外国人向け」といっても顧客は主に中国本土の中国人で、賭博であることは暗黙の事実だ。たいていのPOGOは、運営するのも中国人で、東南アジアで横行し、殺猪盤(シャーチューバン)と呼ばれる中国のオンライン投資詐欺と密接に関連している。
マルコス大統領は7月の議会演説で、POGOは「金融詐欺、マネーロンダリング、売買春、人身売買、誘拐、拷問、殺人など、ゲームとは程遠い違法な領域に拡大した」と指摘し、廃止する意向を発表した。
一方、グオは、(少なくとも国外逃亡前は)不正を否定し、自分は生まれながらのフィリピン人だと主張していた。
(あとがき)
しかしながら、此のグオ市長は市民の特に貧困層や少数民族等、今迄行政から日が当たらなかった層に絶大な人気があったそうだ。
彼女は選挙公約を有言実行し特に田舎の市であったことからインフラ整備が立ち遅れその上に、フィリピンアルアルの腐敗政治であったがグオ市長はこれらを一掃し、劇的にインフラ整備し改善し貧困層への援助を惜しまなかった為に人気を集めていたと言うから、皮肉な事である。
Cooking Adobo with Alice Guo | VLOG #2
終わり