セブの夜ふけに暇つぶし

セブでのお気楽な生活を独断と偏見に満ち溢れて綴っていきます

セブで今後6万円での生活は厳しいです

現在フィリピンのGDPは毎年6%以上の成長を続けており同時に物価も上がっておりますし為替変動のリスクも考慮に入れてなければなりませんので今後確実に6万円の価値が目減りすることは覚悟しなければなりません。

いきなり厳しい事を申し上げて恐縮ですが、実際私は既にセブで3年以上生活を続けております厚生年金受給者ですが未だ64歳ですので報酬比例部分の約6万円のみの受給です、その体験を踏まえた上でご忠告申し上げます。
私は40年以上前からフィリピンと関わり合いを持ち始め2013年に日本の会社を退職しセブで暮らし始めました、それまで短期滞在では度々渡比しておりましたのである程度自信が有ったのですが実際にセブで暮らし始めてそれが大きな勘違いで有ることに気付かされました、最初の1年間は高熱と激しい下痢と風土病に苦しめられいつ日本へ帰ろうかそればかりを考えておりましたが幸いにも、以前から関係が有りました比人女性の献身的な看護とサポートに依り一年後には体に免疫も出来、セブでの生活にも慣れ健康を回復した次第です。
彼女は財政的にも豊かで仕事を持ったキャリアウーマンでしたので私は本当にラッキィーでした。彼女との事は長くなりますので又別の機会に・・。


家賃は3千ペソクラスですとボーディングハウスです、これは現地人が田舎から出稼ぎに来て借りている家です、日本人が暮らすことの出来る最低条件を満たすアパートですと5千ペソは覚悟しなければなりません。
勿論私も一人暮らしで出来る限り生活費を切り詰めておりますがギリギリの生活です、但し私は今年後半からは65歳になりますので年金額が倍増しますので、それまでの辛抱と割り切ることが出来ています。
家賃、電気、水(飲料水も含む)、インターネットWiFi, 携帯ロード、交通費(タクシーは緊急以外は利用しません)、ビザ更新料等合計で毎月1万ペソ以内に抑えております、当然エアコンは有りますが電気代が高いので殆ど使用しておりません、交通費はジプニーとトライシルクを利用しなければならない為、最初に全ての道を覚えるため島内をくまなく歩き全ての道と地名を覚えました。



食事は基本は当然自炊です、モールのグロサリーは勿論高いのでメルカド(市場)で買い物をします(肉、魚、野菜、果物他)しかしご存知かも知りませんがメルカドでは卵以外は値段表示は有りません。
外人が買い物に来る事自体珍しいので、最初は思いっ切りぼられます!私自身、日本での仕事で英語を使っておりましたので随分役に立った事と先程紹介しました彼女があらゆる面でセブで生活する為の術を教えてくれた事で、今ではメルカドではワタシャ人気者(笑)です。


モール然りなのですが此の国の商品管理は全くデタラメですので、特に生鮮食品を購入する際は必ず一つ一つ吟味しなければ怖くて買えません、でもメルカドは激安です!ご存知でしょうが此の国の料理は全て油料理が基本で味付けが濃いので、成人病マッシグラですとても毎日は食べられません。そこで日本の味付けをしなければ安心して食べられませんが日本の調味料等の食料品は日本の約3倍前後でしかセブでは手に入りません、私は幸いにも多少企業年金を受給しておりますので、それには通常手を付けず毎年1度日本に一時帰国する際の航空券代と滞在費及びセブで必要な食糧品と日用品一年分を船便で毎回送っておりその費用に充てております。


セブでこれまでに多くの日本人居住者と知り合いましたが、それなりに生活をエンジョイ出来ている方は共通して皆さん厚生年金受給者の方、あるいは贅沢な資産をお持ちの方達です。


私達、爺達がセブに来る目的は只一つ!若くて可愛いPちゃんとお知り合いになって第二の青春を楽しむ事です、しかし6万円ではほぼ不可能です、例外的に私の友人にも幸せな
生活をされている方がおりますがそれはP人の奥さんがとても良い人で良く尽くしてくれる方ですが、それまでの人生はとても筆舌に尽くし難い悲惨な生活送られておりました。

現在セブに住んでいる日本人の中には悲惨な生活者が数多くいる事も事実です、
私はあらゆる部分で幸運も有り無事ここまで来れましたが、6万円では本当に
きついですヨ!一歩間違えれば困窮老人の可能性も有りますしKTVに沢山遊びにも
行けませんしネ、私も自分のお金ではセブではKTVには行ったことがあまり有りません。
セブの様々な人々に日々助けられ、陽気で若い人々が溢れる此のセブで第二の人生を
謳歌しています(笑)
皆さんも挑戦してみませんか!!


以上私の体験を基にお話しさせて頂きましたが少しでもお役に立てれば幸いです。


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