セブの夜ふけに暇つぶし

セブでのお気楽な生活を独断と偏見に満ち溢れて綴っていきます

セブ戦没者慰霊祭続編

8月15日、日本では終戦記念日ですがセブでは戦没者慰霊祭が約120名が参加し催行
されました。


20年以上前までは未だ戦没者のご遺族が健在だったころは毎年セブやマンダウエ市長等も招待して盛大に催れていたそうですが、ご遺族の高齢化に伴い段々寂しくなり遂には
13年前からはセブ日本人会が変わって慰霊祭を続けているそうです。



何故セブ観音慰霊碑がマルコポーロプラザホテル敷地内に建てられているか、その理由は
セブでの戦闘も激化した昭和19年に此のLahugから現在は人気スポットとなっているBusaiのTopsまでは急な登り坂となる山道ですが、此の一帯に巨大な洞窟が掘られ旧日本陸海軍の本部が設置されていたそうですが戦況が悪化するに従い山間部へと移転していったそうです。


その跡地に、当時のセブプラザホテルが出来、現在のマルコポーロプラザホテルに至ったわけでありますが、30年以上前にセブ観音慰霊碑を旧日本軍ゆかりの地である此の地に建立される計画が持ち上がりその際ホテル側は快く無償で土地を提供して下さり更に無償で維持管理もされておりまして、戦没者慰霊祭の当日には全て無料で約10名のホテル
スタッフと十分な量の飲物と軽食の提供までされております。
もし立場を逆にして想像した場合、日本国内で外国の軍隊の慰霊祭にここまで寛大になれるでしょうか? 全くマルコポーロプラザホテル側のご厚意には感謝の言葉だけでは表現しつくされない物があります。


これらの事実をセブに関係を持っておられる全ての日本人にご理解頂きたいと切に願う次第であります、何故なら私達が現在セブで平和に仕事や生活している同胞の方々に先人たちの多くの犠牲と、現地の方々の寛大さが有っての事で有ることを常に意識しなければならないと感じた次第であります、来年は此のブログを読んで頂いている一人でも多くの
皆様に是非8月15日の慰霊祭にご参加頂きたいと思います。



とは言いましても、既に若くて可愛いP姉ちゃん達を通して多額の御寄付をされている
御同輩の皆様!多少でもこれで己の慰めと成れば幸いに存じます。

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