フィリピンで幽霊撮影か　バイクに衝突したはずが消えた…専門家が映像を解析

フィリピンで幽霊らしきものが撮影された。男性がバイクを運転中の出来事で、ヘルメット用カメラがその一部始終を撮影しており、フェイスブックに動画を公開。多くのコメントが寄せられている。フィリピンメディア「ＧＭＡリージョナルＴＶ」が先日、報じた。

　カール・ダグスさんと友人が午前３時ごろ、カガヤン・デ・オロ市の国道を走行中、突然、道路の真ん中に人が現れ、バイクと衝突したと思った瞬間に消えた。振り返っても倒れている人はいなかった。バイクを止め、ダグスさんと友人は倒れていると思われる人を探し回ったが、どこにも見つからなかった。バイクにも傷はなかった。

　帰宅したダグスさんがヘルメット用カメラの映像を確認すると、その決定的瞬間が映っていた。センターライン付近に人がフッと出現し、ぶつかりそうになった瞬間にモヤのように霧散したかのようだった。

　自らのフェイスブックに「不気味な出会い」として動画を投稿したところ、「幽霊だ」「タイムトラベラーじゃないか」「人でも幽霊でもひいてはいけない」など約６０００件のコメントが寄せられている。

　ＧＭＡリージョナルＴＶに対し、ダグスさんは「道路に人が現れた瞬間、一陣の冷たい空気を感じた。幽霊だったのではないか」と話している。

　専門家が映像解析し、人物を鮮明化したところ、全身の輪郭はくっきりするものの顔がのっぺらぼうのようになっており、不気味さを増している。