セブの夜ふけに暇つぶし

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聖週間後のNAIA T-3のギャングチェア撤去

マニラ空港で4月からターミナル-3のギャングチェア撤去


3月初旬にマニラ空港の椅子に大量発生したトコジラミで大騒ぎとなったが、
フィリピンのホテルでのベッドにも多く生息しているので、夜寝ている時や朝起きてみるるとトコジラミに血を吸われてかゆくなった旅行者の方も多いかと思います。(アレルギー反応で激しいかゆみが生じ、刺されると肌に赤い痕跡・刺し口が残ります)



トコジラミ(南京虫)は布団やマットレス、ソファなどに生息し、幼虫・成虫ともに全生存期間を通じて栄養分を血液に頼り、就寝中に体に取り付き約15分間吸血し続けます。刺されると体内に抗体が形成され、患部がダニに刺されたときのように赤く腫れあがり、数日後に猛烈なかゆみを発症します(症状には個人差があります)。


トコジラミが大量発生した籐椅子の撤去に続き、徘徊者や犯罪行為の可能性を避けるため、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)第3ターミナルの到着エリアに設置されていたスチール製のギャングチェアもマニラ国際空港管理局(MIAA)によって撤去されることになった。


空港記者クラブの記者会見で、マニラ国際空港管理局(MIAA)ゼネラルマネジャーのホセ・エリック・イネス氏は、ターミナル管理者の要請に応じてギャングチェアは「聖週間後」に撤去されると述べた。

(ギャングチェア)


イネス氏によると、ギャングチェアが置かれているエリアは、一部の人々がただ寝たり時間を潰したりする場所になっているという。さらに悪いことに、悪意を持った個人が、送迎客の人々に対して犯罪を犯す可能性が広がると同氏は述べた。


「彼らは好意的な人たちですが、ただただ暇をつぶすためにそこにいる人たちもいます。エアコンが完備されているので、そこで時間をつぶすのは快適なのです。私たちは完全にそれを阻止するつもりはありませんが、出発客を見送った後はすぐに立ち去ってください)」と彼は述べた。


イネス氏によると、MIAAシニア・アシスタント・ジェネラル・マネージャーのベン・レイエス氏は、ある時お忍びで空港を訪れ、ギャングチェアで寝ている男性に偶然遭遇したという。レイエス氏はその男性に乗客を待っているかどうか尋ねたが、男性は「エアコンが効いているので快適に寝るため」にそこにいただけだったことが判明したという。


イネス氏は、大勢の人が徘徊したり、床に寝そべっていたり、長椅子に寝たりしているのが「見苦しい光景」であり問題になっていると述べ、混雑した空港ターミナルに行ったり、出発エリアや到着エリアに必要以上に長く滞在したりすることを避けるよう国民に訴えた。地域の秩序と安全を維持するために必要と訴えた。


あまりにも多くの人が上記の地域に入ることが許されることで引き起こされるもう一つの問題は、「正当な善意を願う人々と、悪意や犯罪的意図を持った人々を区別する」ことが難しいことだとイネス氏は語った。


イネス氏は過去にも、この地域で空港乗客が出てくるのを待っている人々に紛れ込んだ犯罪者による窃盗事件があったと語った。


空港GMは、今年の聖週間には乗客の急増が予想されるため、ギャングチェアが撤去されるまでの間、乗客と空港訪問者の保護を強化するために制服を着た警察官と警備員を追加配備する予定であると述べた。


しかし、マニラの空港職員は、乗客から盗んだ300$を口の中に隠したり、窃盗だけではありません。汚職まみれなのです。
例えば、昨年中国人の不正入国に関与していたとして、入国管理局の職員45人が免職処分にされてます。なんでも、入国に便宜を図る見返りに計約140万ペソ(約350万円)を受け取っていたようです。


また、もう7年ほど前になりますが、空港職員が乗客の荷物に故意に銃弾を押し込み、X線検査で見つけ「銃弾の機内持ち込みは違法行為だ」と言い放ち、見逃す代わりに現金を要求する「弾丸恐喝」が多発していたのです。
あるアメリカ人ははめられたと悟り、支払いを拒否したので、6日間も留置場に拘束されました。4万ペソ(10万円弱)の保釈金を払って、ようやく外に出られました。(が、フィリピンから出国はできない)
挙句の果てには銃撃事件やとどめはぼったくり雲助タクシー等、何でもありといったような信じられないことが、フィリピンでは起こるのです。


(空港内での銃撃事件)



ちなみに、マニラ国際空港は「世界最悪空港ワースト1位」2011年から3年連続で獲得しました。

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