セブの夜ふけに暇つぶし

セブでのお気楽な生活を独断と偏見に満ち溢れて綴っていきます

セブから日本へ苦難の道、シリーズ7

Y爺なりに必死に日本の長男や友人と連絡を取っているのが伝わって来ていはるが全くの望み薄である、しかしここで安易に救いの手を差し伸べれば、3年前と同じように簡単に考えられると困るので、今回は少し懲らしめる意味で苦労を味わってもらわなければならない。


しかし、既に第二、第三の手は打ってある、既に本籍地の有る役場へ問い合わせし委任状はインターネットでダウンロード済、更に日本国内であれは郵送で委任状さえあれば対応出来る事も確認済なので, 木曜会のメンバーの中で日本へ一時帰国する人達が絶えずおりY爺の件はある程度は皆さん事情を既に知っているのでお願いするか、最悪でも私の日本の家族に頼むことは出来るが、身内や木曜会のメンバーにお願いするのは最後の手段と考えている


やがて、Y爺は白旗を掲げ「月光さんダメでしたア~」と泣きを入れてきた。
再びセブ領事館のYaさんへ経過報告、すると「月光さん解りました、明日にでも領事館へ来てください、相談に乗りますので」との言葉で、Y爺と共に翌朝領事館へ、
面談に現れた領事館員のYaさん、前回既に5年前に切れているY爺の運転免許証をコピーして渡してあったので、それを元にY爺に関する全てのデータが用意してありました。
改めて今迄の経過報告をしていると、Yaさんが「分かりました、私からYさんの長男と友人に電話してお願いしてみます」遂に出ましたYaさんの”伝家の宝刀”日本人の国民性からして、「外務省セブ領事館」を名乗れば、過去の経験からもあらゆる牙城をこの伝家の宝刀で切り崩すことが出来ましたので「心の中で仏のYaさんに思わず手を合わせた」次第であります。


更に「セブは郵便事情が悪いので事情が事情ですから今回は特別に戸籍抄本は領事館宛に送ってもらいましょうネ」との有り難いお言葉、重ね重ねのご親切に感謝申し上げます。
何とか光明が見いだせそうなので、次なる難関のオーバーステイのビザ問題の処理へ
セブ領事館を後にし、昼食を挟んでKBSトラベルの和子さんへ連絡、今までも困ったことがあると木曜会のメンバーも含め数多く相談に乗ってくれた誠実な日本人女
性である


                                    つづく

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